セラボール軸受ユニット


1984年、FYHは日本で初めて総セラミック軸受を素材からの一貫生産により成功致しました。その後、ユーザーの皆様方のフィードバックを頂き、セラミック球を使用した軸受が特殊環境軸受として非常に優れた性能を有することを立証することが出来ました。開発から30年が経過した現在、FYHではあらゆる産業界で「最も信頼性が高いメンテナンスフリー軸受」としての評価を頂き、いま更なる進化に向けてより「ニーズを満足する軸受」づくりに邁進致しております。

セラボール軸受はセラミック球と金属製内外輪との組み合わせにより高い耐摩耗性を有し、高温、高速、軽トルク、腐食などの特殊環境で長時間安定した性能を発揮します。


セラボール軸受の特徴

メンテナンスフィーの削減
無給油または給油期間の大幅延長が図れます。
クリーン環境の維持
排出グリースによる環境汚染をなくし、地球環境の改善に貢献します。
設備のコンパクト化
冷却装置などの削減により、設備の簡素化を図り保全作業を軽減します。
軽トルク回転
近年要求度が高い軽トルク回転が可能となります。
耐アブレーション性大
異物侵入による潤滑材の劣化に強く、突発事故を防止します。
非導電性
電気アークが解消されます。
Y2 Y3

超耐熱用セラボールユニット
特殊記号 最高使用温度 内輪・外輪 グリース シール 特徴
(ºC) (ºF)
D9K6S6Y2 230 446 ステンレス鋼 フッ素系グリース フッ素ゴム 180℃を超える温度領域で使用される軸受は、軸受鋼の表面酸化により潤滑材が著しく劣化し、軸受は早期寿命となります。このため、内外輪に表面酸化の少ない軸受用ステンレス鋼を採用し、セラボールとの組み合わせによってメンテナンスフリーでのご使用が可能となります。また、230℃以上では、フッ素シールの劣化がありますので、スリンガ(Z シール)のみを取り付けたタイプとなります。
D9P4S6Y2 260 500 ステンレス鋼 フッ素系グリース -
S6Y3 450 842 ステンレス鋼 個体自己潤滑材 - 260℃を超える軸受は、通常グリース潤滑で使用することができません。FYHでは、独自で開発した固体自己潤滑材の採用により、450℃程度まででグリース潤滑が機能しない高温雰囲気において、長時間の安定した軸受性能を発揮します。
一般的には、低荷重低回転域( dn 値5 000 以下)での使用が中心となります。

メンテナンス費削減例
従来
セラボールユニット
耐熱用ピローブロックを毎日給油を行い、6ヶ月に1度ユニットを交換。 無給油にて稼働中。5年の継続稼働中。